塗装工事と内装工事の違いと種類を徹底解説!

query_builder 2025/05/12
著者:有限会社リフレ
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塗装工事や内装工事を検討しているけれど、「どこまで自分でできる?」「業者に任せた方が確実?」と迷っていませんか。

 

室内の仕上げや雰囲気を左右する内装塗装は、塗料や塗装方法の選び方ひとつで、仕上がりや耐久性に大きな差が生まれます。特に最近では、下地の処理やボード素材、パテ施工の重要性が注目され、プロによる施工かDIYかで最終的な品質に差が出るケースも少なくありません。

 

また、作業工程にかかる時間や乾燥環境の整備、塗装箇所に応じた施工方法を正しく把握することが、美観だけでなく安全性や内壁の保護にもつながります。施工ミスによる塗り直しや天井・クロスの汚れ再発は、結果的に大きな損失につながることも。

 

この記事では、塗装工事や内装工事における塗料の種類や施工の流れ、初心者向けDIYのポイントを詳しく解説します。最後まで読むことで、あなたの内装空間に最適な選択肢が見つかるはずです。

高品質な塗装工事で住まいを守る - 有限会社リフレ

有限会社リフレは、外壁塗装や屋根塗装をはじめ、木製玄関扉の特殊塗装、防水工事、シーリングの打ち替えなど、幅広い塗装工事を手がけております。自社施工による高品質な仕上がりと適正価格で、お客様の大切な住まいを美しく保ちます。施工前の丁寧なご提案からアフターケアまで、一貫した対応を心がけております。お住まいの塗装に関するお悩みやご相談がございましたら、有限会社リフレまでお気軽にお問い合わせください。

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住所〒224-0024神奈川県横浜市都筑区東山田町1582-41
電話0120-118-885

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塗装工事と内装工事の違いとは?

塗装工事とは何をする?

住宅や建物の維持管理において、塗装工事は極めて重要な役割を果たします。しかし「塗装工事」と一言で言っても、その対象が外壁や屋根である場合と、内装や室内である場合とでは、目的・材料・施工方法が大きく異なります。この見出しでは特に「外壁・屋根など建物の外部を対象とした塗装工事」について詳しく解説します。

 

まず、外部塗装の最大の目的は「建物を守ること」です。特に日本のように四季がはっきりしており、梅雨や台風、厳しい紫外線、雪の重みなど自然環境による劣化が大きな問題となる地域では、外壁・屋根塗装のメンテナンスは耐久性と安全性の面で欠かせません。

 

塗装工事によって得られる主な効果は以下のとおりです。

  • 防水性の向上(雨漏りの防止)
  • 耐候性の強化(紫外線や風雨への耐性)
  • 美観の維持と向上
  • 下地の劣化予防(ひび割れ・サビ防止)
  • 外壁材や屋根材の保護(モルタル、窯業系サイディング、金属系屋根など)

 

特に近年は、断熱効果や遮熱性能を備えた高機能塗料も登場しており、省エネや室温調整への効果も期待されます。

 

外部塗装工事には、以下のような工程があります。

  1. 高圧洗浄
  2. 養生
  3. 下地補修(クラック補修やパテ処理)
  4. 下塗り(シーラーやプライマーなど)
  5. 中塗り・上塗り(主にウレタン・シリコン・フッ素塗料)
  6. 仕上げチェック・清掃

 

施工期間は戸建て住宅であれば平均10日から14日ほどが目安で、足場の設置や天候の影響も踏まえて余裕を持ったスケジューリングが必要です。

 

外部塗装に用いられる主な塗料は以下のとおりです。

塗料の種類 特徴 耐用年数
ウレタン系塗料 柔軟性が高くコストが安い 約8〜10年
シリコン系塗料 防汚性・耐候性に優れコスパが良い 約10〜15年
フッ素系塗料 高耐久だが高価 約15〜20年
無機塗料 非有機成分で極めて高耐久 約20年以上

また、見積もり時に注意したいのは「足場代」や「下地補修費用」が別途加算されるケースがあることです。事前に工程と内訳を確認しておくことが、追加費用のトラブルを防ぐポイントになります。


 

内装工事の定義とリフォームとの違いをわかりやすく解説

内装工事とは、建物の内部空間に対して施される工事全般を指します。壁・天井・床の仕上げ材の変更や設置、建具の交換、照明・配線の追加といった設備的なものまで、その範囲は多岐にわたります。とくに住宅や店舗・オフィスの印象を大きく左右する重要な工事であり、使い勝手・快適性・安全性の向上にも直結します。

 

一般的に「内装工事」と言うときには、次の3つのレイヤーが含まれます。

  1. 内装下地工事(石膏ボード、パテ処理など)
  2. 内装仕上工事(クロス張替え、塗装、床材貼替えなど)
  3. 設備工事(照明・コンセント追加、間仕切り変更など)

 

ここで混同しやすいのが「リフォーム」との違いです。リフォームとは、経年劣化した部分の改修や機能の修復を目的とする工事の総称です。一方で「内装工事」はその中でも特に内装空間に関わる部分に限定され、リフォームよりも狭義の意味で用いられます。

 

また「改装工事」や「内装仕上げ工事」とも混同されがちですが、以下の表のようにそれぞれ目的と内容が異なります。

区分 内容
内装工事 室内空間全般の施工・仕上げ クロス貼替、床材変更、天井工事
リフォーム 劣化部分の修繕、機能回復 壁のひび補修、水回り更新
改装工事 空間の用途や配置変更 店舗レイアウト変更、事務所のゾーニング
内装仕上げ工事 最終的な仕上げ工程 クロス仕上げ、塗装、タイル貼り

工事の目的や規模により、呼び名と施工範囲が変わるため、業者に相談する際には「どのような工事を希望しているのか」を正確に伝えることが大切です。

内装工事で使われる塗料の種類・仕上がり・違いを徹底解説

内装工事で使われる塗料の種類と特徴

内装工事における塗装は、単なる「色付け」ではありません。仕上げの美観を左右するだけでなく、室内環境の快適さや空気の清潔さにも直結するため、使用する塗料の選定は非常に重要です。特に水性塗料、油性塗料、EP塗装(エマルションペイント)は、用途や性能が大きく異なり、塗装の仕上がりに大きな差を生むため、プロの施工業者は現場条件に応じて慎重に選定しています。

 

まず水性塗料は、揮発性有機化合物(VOC)の含有量が少なく、室内空間での使用に適した環境配慮型の塗料として近年特に需要が高まっています。水を溶媒とするため臭いが少なく、乾燥時間も比較的短いことが特徴です。小さなお子様がいる家庭や、店舗など営業中に施工を行う必要がある現場においても安心して使用できる点が評価されています。

 

一方、油性塗料は耐久性・密着性に優れており、キッチンや洗面所、店舗内の什器など湿気や摩擦の影響を受けやすい場所に向いています。ただし独特のにおいがあり、施工時の換気対策や乾燥時間の長さを考慮する必要があります。特に光沢仕上げを求める高級空間などでは、油性塗料の選定が好まれる傾向があります。

 

そしてEP塗装(エマルションペイント)は、水性塗料の一種でありながらも、作業性・仕上がり・コストのバランスに優れています。特にオフィスや集合住宅の内装仕上げとして頻繁に利用されており、施工のしやすさから短納期の現場にも対応できるのが強みです。

 

以下の表で、それぞれの塗料の違いを整理してみましょう。

塗料の種類 主な特徴 適応箇所 乾燥時間 安全性・臭気
水性塗料 低臭・環境配慮・施工しやすい 室内全般 約2~4時間 安全・臭いが少ない
油性塗料 高耐久・光沢・防水性 キッチン・水回り等 約6~8時間 臭いが強い
EP塗装 安価・施工性高・マットな仕上がり オフィス・集合住宅内装 約2~5時間 比較的安全



クロスリフォームとの違いと選び方

内装工事の際に、塗装仕上げとクロス(壁紙)仕上げのどちらを選ぶかは、費用だけでなく、空間の雰囲気や耐久性、メンテナンス性を含めた総合的な判断が求められます。それぞれにメリットとデメリットがあり、用途や生活スタイルによって向き不向きがはっきり分かれます。

 

塗装仕上げは、色の自由度が非常に高く、マット・光沢・テクスチャなどの表現力に優れます。部屋全体に統一感を持たせたいときや、既存の下地にこだわりたい場合には最適です。また、ひび割れや汚れが出た際には、部分補修がしやすいのも特徴の一つです。特に小さなお子様の落書きや傷などが気になるご家庭では、塗装による補修の柔軟性が大きなメリットとなります。

 

一方でクロス仕上げ(クロスリフォーム)は、短期間での施工が可能でコストも安く済む場合が多いです。特に量産型のクロスは施工性が高く、1日で広範囲の張替えが可能です。デザインのバリエーションも豊富で、木目・石目・布地調などの素材感を手軽に取り入れたい場合におすすめです。

 

以下に、両者を比較した表を示します。

項目 塗装仕上げ クロス張替え
平米単価(目安) 約600~1,200円 約500~1,000円
施工期間 2~4日(下地処理・乾燥含む) 1~2日
デザイン性 自由度が高く、オリジナリティ演出可能 豊富な柄・模様で選びやすい
メンテナンス性 部分補修が可能 汚れや破れに対しては張替えが必要
耐久性 条件によるが10年以上持続も可能 5~8年程度が目安

また、コストを比較する際には「初期費用」だけでなく「メンテナンス費用」「張替えの頻度」も考慮する必要があります。例えば、クロスは張替えの手間がかかる分、長期的には費用がかさむケースもあります。

 

どちらを選ぶかは、空間の用途とライフスタイル次第です。リビングや寝室などの居住空間では塗装による落ち着いた雰囲気が好まれる一方、玄関や廊下など人目につきやすい場所では、意匠性豊かなクロスが映えることもあります。

内装工事の手順と工程

業者に依頼する際の施工の流れと準備内容

まず最初に実施されるのは「現地調査とヒアリング」です。内装の現状を確認し、施工範囲や素材の状態、劣化の程度などを把握します。下地のひび割れ、壁面の汚れ、湿気の影響などがチェックポイントです。また、希望する仕上げイメージや使用する塗料の種類(例エマルション塗料、水性、油性など)についても相談されるため、あらかじめイメージを固めておくと良いでしょう。

 

次に進むのが「養生と下地処理」です。養生とは、塗装しない箇所をビニールシートやマスカーで保護する作業で、床・窓・建具・家具などが対象となります。丁寧な養生がされているかは、業者の施工レベルを見極める一つの指標でもあります。続いて行われる下地処理は、既存の壁紙剥がし、パテ埋め、サンディング(研磨)などで、塗料の密着性や仕上がりを左右する最重要工程です。

 

その後、塗装や壁材の施工に入ります。塗料は使用目的や仕上がりの印象、安全性(揮発性、におい、VOC量など)に応じて選定され、施工場所に応じて水性や油性、EP塗装などが使い分けられます。例えば、EP塗装(エマルションペイント)は水性塗料の一種で、乾燥が早く、臭いが少ないことから室内用に適しています。さらに、環境配慮型の塗料が選ばれることも増えています。

 

仕上げでは塗りムラや塗り残しがないか、施工ミスがないかをチェックし、補修が行われます。最終的には、引き渡し時に施工完了を確認する立ち会いがあり、施工内容や保証条件の説明を受けることが一般的です。業者によっては、アフターサービスとして、一定期間内の補修対応が含まれるプランもあります。

 

以下の表に、内装工事における業者依頼の標準的な工程とその内容をまとめました。

 

内装工事の基本工程とポイント

工程 内容 主なポイント
現地調査 建物の状態を確認しヒアリング 下地の劣化や素材に応じた提案が受けられる
養生 床や窓など施工外の保護 養生の丁寧さが施工の質を左右する
下地処理 パテ補修・研磨など 塗料の密着と耐久性を決める要の作業
施工 塗装またはクロス・ボード施工 使用塗料や素材の特徴に応じて工法が異なる
清掃 作業後の清掃・仕上げ確認 ムラや剥がれなどの最終点検が行われる
引き渡し 完了確認・保証内容の説明 アフターサポートの確認も忘れずに



DIYで内装工事する場合の手順と注意点初心者向け

内装工事をDIYで行いたいと考える方にとって、まず必要なのは具体的な準備と正しい手順の理解です。室内の塗装や仕上げを自分で行うことで、理想の空間づくりをより主体的に実現できる反面、失敗や仕上がりの粗さも生じやすいため、段階ごとの対策が欠かせません。

 

はじめに必要なのが、養生資材や塗装用具などの準備です。具体的には、養生テープ、マスカー、ビニールシート、パテ、ヘラ、サンドペーパー、ローラー、刷毛、ローラートレイ、水性塗料などが挙げられます。特に初心者の場合は、扱いやすさと安全性を重視し、水性塗料を選ぶのが望ましいでしょう。

 

下記は、DIYで使用する道具とその用途です。

 

DIY内装塗装に必要な基本用具

用具名 役割 特徴・注意点
養生テープ 壁・床の端部や隙間の保護 剥がしやすい素材を選ぶと後処理が楽
マスカー・ビニール 家具・床面の飛散防止 幅広い範囲を一気に覆える
パテ・ヘラ 壁のひび・凹凸の補修 乾燥時間や硬化後の研磨が必要
サンドペーパー 下地の表面処理(研磨) 塗料の密着性を高める
ローラー・刷毛 広範囲と細部の塗装 部位ごとに使い分けると仕上がりが良好
塗料(水性推奨) 天井・壁用塗料 乾燥が早く、臭いが少ない

作業手順は「養生→下地処理→塗装→乾燥→仕上げ」が基本の流れです。養生では、床や窓まわり、コンセント周辺など塗料が付着しやすい部分をしっかり覆うことが重要です。続く下地処理では、壁面にひび割れや凹みがあればパテで埋め、サンドペーパーで表面を平滑にします。この作業を丁寧に行わないと、塗装後に表面が波打ったようになったり、塗料がはがれやすくなったりします。

 

塗装作業は上部から下部に向かって、広い面はローラーで、角や細部は刷毛で丁寧に塗り進めます。塗装は1回で済ませず、乾燥を挟んで2回塗りを基本とすることで、発色と耐久性を高められます。乾燥時間は塗料や気温・湿度により異なりますが、しっかりと時間を確保しましょう。

まとめ

塗装工事や内装工事を検討する際、最も重要なのは「何を目的とするか」を明確にすることです。例えば、室内の雰囲気を一新したいのか、劣化した下地を補修したいのかによって、選ぶべき塗料や施工方法が大きく変わります。

 

業者に依頼する場合は、見積から施工完了までの一連の流れを把握することで、作業時間の目安や施工内容を正確に理解できます。調査や養生、下地処理、塗装、乾燥といった各工程にはそれぞれ意味があり、特に下地処理の精度は塗装後の耐久性に直結します。また、現場の状況によってはパテ処理や天井・内壁の特殊施工が必要になることもあります。

 

一方、DIYで内装塗装に挑戦する場合には、使用する道具の選定や塗料の特性、安全性への配慮が欠かせません。初心者であっても、基本的な工程を理解し、丁寧な養生や乾燥時間の確保を行えば、十分に満足のいく仕上がりを目指せます。ただし、室内の汚れや天井の塗りムラなど、よくある失敗例も多いため、事前準備が成功の鍵となります。

 

放置していると見た目だけでなく建物の寿命にも影響を与えることがあります。今こそ、自分に合った方法で空間づくりに取り組んでみてください。

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よくある質問

Q.内装工事とクロス張替え、耐久性で選ぶならどちらが長持ちですか?
A.耐久性で選ぶなら、EP塗装を含む内装工事の方がクロスよりも長く持つケースが多いです。クロスは素材や施工精度により5年〜8年が一般的な張替えサイクルですが、しっかり下地処理された塗装は10年以上持つ場合もあります。特にパテやボードの処理を丁寧に行えば、室内の湿気や汚れにも強く、内壁の美観を長期間維持できます。

 

Q.DIYで内装塗装する際に絶対に失敗しやすいポイントは何ですか?
A.失敗が最も多いのは「養生不足」「下地処理の甘さ」「塗料選定ミス」です。特に天井やリビングの壁は汚れやすく、マスキングが不十分だと塗料が床や家具に飛散してしまいます。また、既存の壁紙を剥がさずに塗装すると密着性が悪く、数か月で剥がれることもあります。DIYではエマルション系塗料を選ぶ人が多いですが、下地に合わないと仕上げの雰囲気が悪くなり、塗装工事全体が台無しになるため注意が必要です。

 

Q.塗装工事の業者選びで、どんなチェックポイントが信頼性につながりますか?
A.プロとして注目すべきは、①建設業許可の有無、②塗装技能士などの資格保有、③明確な施工工程と下地処理の記載がある見積書、④施工後の保証期間の明記などです。特に保証については3年〜5年の保証がある業者が目安となります。説明が抽象的だったり「とにかく安いですよ」と価格だけを強調する業者は、内装や仕上げの質に不安が残るため、慎重な判断が必要です。

 

Q.内装塗装の工程で、最も時間がかかる作業は何ですか?
A.工程の中で最も時間を要するのは「下地処理と乾燥」です。例えば、ボードのパテ処理は1回ごとに乾燥させる必要があり、3回塗りであれば24時間以上かかることもあります。さらに湿度が高い日には乾燥が遅れ、全体の施工日数が2〜3日延びるケースもあります。丁寧な下地処理を省略すると内壁の仕上がりにムラが出るため、プロでもこの工程には特に時間と労力をかけています。

会社概要

会社名・・・有限会社リフレ
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